日本丸演奏会2019!~想像以上!?過酷な野外本番~

2019年9月23日(月祝)秋分の日は、日本丸演奏会の本番でした。

日本丸演奏会は野外ステージのため、雨天の場合は中止です。
一週間くらい前から天気予報は雨で、降水確率も高めだったので
「今年は本番中止かな」
と、結構あきらめモードでした。

ところがどっこい。
当日はなんと雨ではなかったのです!
しかし!!!
これまでで一番大変な本番になろうとは・・・

出演順はこんなかんじでした。

控室は、同じ部屋を半分で分けて他の団体と使用するかんじでしたが、
こういう場合って着替えが難しいですね (^_^;)
使用時間は一応分けられているので各団体独占できる時間ももちろんあるのですが、
今回ちょっとしたハプニングが。

男性団員に部屋から出てもらい女性団員だけが着替えていたら、
ふつうに他団体の男性が忘れ物を取りに入ってきてビックリ。Σ(゚Д゚)
鍵はかけられなかったので、ドア前に見張り番を立てておけばよかったかなあ。
でもノックくらいしてほしいですよね・・・

控室にてちょっと練習。

ひさしぶりな気がする先生の指揮です。

この日はとにかく風が強くて、雲の流れが異常に速かったのを覚えています。
ただでさえ、日本丸前のステージは海風が強いのに、この日は特別に強風だったのです。

控室からステージ脇へ移動するだけでも強風にあおられ、楽譜が飛ばされます。
本番どうなることやら…(;゚Д゚)

楽譜をガムテープで譜面台に固定して準備万端なサックス二人。なるほどその手があったか…

前の出演団体さんが演奏を終え、入れ替わりに準備をします。
前の団体さんがはけるのを待っていた時、

ガッシャーーーン!!!

と、ものすごい音がしました。
ヒエエ~!よそ様のシンバルやらウィンドチャイムが倒れてる…!!
うちも気をつけなくては…

前の団体の様子を伺い、どれだけひどい風なのかを痛感したので念入りに準備中。
譜面台の脚もガムテープで地面に固定させます。

吹奏楽連盟のスタッフさんも、ドラムセットが倒れないようアドバイスをくださいました。
ありがたいですね。

ようやく準備ができました。髪の毛が目に入る~

突風も吹く中、演奏開始です!

曲間の司会はサックスパートが担当でした。
楽器を置いて、司会のメモを持ち、前のマイクまで来るのも一苦労。
ちょっと油断するとすぐ物が飛ばされてしまいます。
団員達は楽譜をめくるたびに洗濯バサミやクリップを外して、また付け直さなくてはいけません。

ソロもいくつかありましたが、中でもフルートメンバーは大変だったようです。
なぜかというと、楽器の中に風が入り込んできて音が出なくなるから!!!
息を吹き込んでも逆側から強風が入り込んできて押し返されたそうです。

アルトサックスもソロが多かったですね。
風ニモマケズ、立派に演奏してくれました!

先生は、久しぶりに指揮を振る曲もあった中、スコアがめくれないという事態に…!
演奏中、ページをめくろうとしたときに突風が来てビリっと破れてしまったそうです。

もう、みんなとにかく必死でした(笑)
強風は常に吹いているというより、頻繁に突風がくるかんじだったのですが
途中からだんだん「あ!くる!!」というのわかってきて
自然を察知する能力が短時間で急激に上がったのでした。
適応能力ってすごい。

そんなこんなで、打楽器が倒れることもなく(必死でおさえていたようです)
楽譜が遠くへ飛ばされることもなく、なんとか無事に演奏を終えました!
強風のなか聴きに来てくださった皆様、ありがとうございました!!

たくさんの本番経験がある先生でも
「いや~史上最高に大変な本番だったね」
と言うくらい、本当に大変でした(^_^;)

みんなよくがんばりました!!
控室のある建物で集合写真を1枚。やりきった笑顔ですね(笑)

今回の本番には奏者として乗れないトロンボーンメンバーがいたのですが、
「なにかお手伝いします!」
ということで駆けつけてくれました。そういう心遣いがとても嬉しかったです。

本番1か月前くらいは直射日光の心配ばかりしていましたが、
ここまで風がすごいとは予想していませんでした。
わからないものですね~

この本番の後、新入団員の歓迎会を兼ねて打ち上げがありました。
その様子はまた追記したいと思います。

ひとまず、オータムコンサートは明日!
青葉台駅からすぐのフィリアホールにて15時開演です!
最近の演奏会と比べると当日券の枚数はちょっと少なめかもしれませんが、
14:00~配布開始です。(なくなり次第終了です)
どなた様も入場にはチケットが必要となります。

みなさまのお越しをお待ちしております!!!