アンサンブル発表会2021!

よこはま吹奏楽団恒例行事となりつつある、団内アンサンブル発表会。
今年も11月に開催しました。

団内アンサンブル発表会も3回目くらいでしょうかね(忘れた)
はじめは公会堂のホールで発表会をやったのですが、
「団内イベントだし、こんな大きなホールじゃなくても…もうちょっとこじんまりしたホールでもいいんじゃない?大きなホールはお金も高いしさ…」
という、質素で控えめな団員の声がチラホラあがり、2回目は大倉山記念館のホールで実施しました。
そして今回3回目も

\大倉山記念館です!!/

歴史あるレトロな雰囲気の素敵な建物です。
この日は天気も良く、絶好のアンサンブル発表会日和でした。

午前中から各チーム練習をして、本番は午後15時から。
少人数のアンサンブルはとにかく休んでいるヒマなく吹き続けるので(楽譜に休符マークはほぼありません)スタミナの足りない社会人はすぐバテてしまいます。
本番に調子を合わせるため、吹きすぎないよう注意しながらやるのも難しいところです。

「あ~疲れた!本番に余力残しておきたいからもう吹くのはやめておこう」
というホルンパートに対して
「もう一回合わせとこう!」
とガンガン練習していたのはサックスパート。
すごいな!バテないのかな!?本番が楽しみです。

開演時間ちょっと前。
出演団員と、出演はできなかったけど聴きに来た団員、そしてご家族の方が着席。
団内イベントなので普段の演奏会よりはゆるい雰囲気ですが、みんな時間がないなりに真剣に準備してきたようなのでちょっとした緊張感もあります。

司会進行は当団インスペクター。
略してインペクは、演奏に関することを諸々とりまとめてくれてる役割です。(練習計画とか)
いつもありがとうございます!

\え~、それでは団内アンサンブル発表会をはじめます/

インペクが見てるのは簡易プログラム。
クラリネットのパートリーダーが作ってくれました。
ちゃんと団のロゴ入れてくれてる!!

トップバッターはホルン3重奏。
各チームの曲紹介はそれぞれでやってもらうんですが、ホルンは本番当日にジャンケンで誰が話すか決めたようです。
「え~おれが話すのか~~なに話せばいいかな…」
とか言ってたようですが、選曲エピソードなど話してくれてました。

「え~っと、アメイジング・グレイスはぼくの好きな曲でー…昔「白い〇塔」ってドラマがあったんですけどそれでいいなって思って…えーっと、そんなかんじです」

ホルンの柔らかい音色を活かした「アメイジング・グレイス」と、
金管楽器らしい音を活かした「宇宙戦艦ヤマト」を演奏しました。

お次は打楽器2重奏。
打楽器は、本当は三人でやる予定だったんですがパートリーダーが仕事で出演できなくなってしまい、泣く泣く2重奏となりました。

「打楽器は綺麗なメロディーはないんですけど、皆さんもリズム感じて楽しんでもらえたら嬉しいです。あと、見た目も面白いのでそちらもほうもご注目ください!」

打楽器はマスクのまま演奏するのかな、と思っていたらちゃんと外してやってくれました。
ふたりとも、ビシッと衣装キメててカッコいいですね!(ホルンはあんな普段着だったのに…)

ほんとに動きがおもしろいです。二人羽織みたいになって叩いてます( ゚Д゚)

さいごは二人ぴったりなタイミングで終了!リズムだけでもしっかり楽しませてくれました♪

次はトロンボーン・チューバ4重奏。
ちょっと珍しい編成ですが、出演できる人数の関係上こうなったようです。

1曲目が終わり、司会を挟んで2曲目準備中。
おもむろに取り出した羽織を着てますが・・・この柄は話題のアレでは・・・!

そう、去年から話題の「鬼〇の刃」ですね。
みんな羽織似合ってますが一人なんか違う人が・・・
かぶりものがかぶりきれてない!?というか帽子なんですね???

曲紹介をしてくれたインペクは
「ぼくは次男なので痛みに耐えられないから高い音は出せませんが、Trb1stの彼女は長女なので高い音にも耐えてしっかり出してくれます」
などと話して笑いを誘っていました。

が、あとで聞いた話によると他の奏者三人は「〇滅の刃」を知らなくて
(次男とか長女ってなんの話だろ?よくわからんが皆笑ってるし作品の話かな?)
と思ってたらしいです(笑)

演奏した「炎」も、インペク以外の三人は何の疑いもなく「ほのお」と読んだそうで。
まあ、ほのおなんですけどね・・・あれだけ話題になったのに知らないとは逆にすごい!?
(正解は「ほむら」です)

\全集中の深呼吸で心と唇を燃やして演奏します!(byインペク)/

演奏は本当にTrb1stは高い音が多めなようでしたが、がんばって吹いていましたよ!

さて。お次はサックス4重奏です。
黒マスクで黒づくめ衣装だと、そこはかとなく犯罪者臭がしますね!(失礼)
というかホルン以外みんなちゃんとした衣装そろえてきてますね…。

ガンガン練習してたという噂のサックスは、「魔女の宅急便メドレー」を演奏。
メドレーはテンポが変わるだけでなく、曲の雰囲気もガラッと変える必要があるので難しいのです。

今回サックスは出演できるメンバーの関係上、バリトン吹きがアルトを吹くという大変なことが起きていました。
(前回のブログ記事参照)
それなのに全く違和感を感じないこの完成度はどういうことなんでしょう!?
や、やりこんできたな~!という印象で、「こういう音楽を表現したい」という気持ちがよく表れている演奏だったと感じました。積極的に攻める演奏っていいですね!

今回は残念ながら出演できなかったサックスパートリーダーは撮影しながら応援です。
\みんながんばっとるな・・・/

そしてトリをつとめるのはクラリネット4重奏。
曲は「となりのトトロメドレー」です。
見た目へのこだわりが強いらしい品行方正(?)なクラリネットパートは今回はちょっと控えめなかんじできたのかと思いきや・・・

よく見ると鼻を黒くしてひげを描いてる・・・!?

あ、でも一人まともなメガネくんがいるな・・・

これ、実は草壁家のお父さんの格好だったらしいです。
(お父さんは赤ベストなので惜しい!でも雰囲気は伝わります。そういえばお父さんの名前って知ってますか?タツオだそうですよ!)
で、じゃあ他の三人はなんなのかというと、頭にご注目。

この、髪の毛のおだんごがトトロの耳ということで。トトロもどきだったようですね!
考えたものだなあ・・・

以上で、すべてのチームが演奏終了。
本番時間はあっというまでしたが、練習も含めてアンサンブルを楽しめたのではないかと思います。

今回のアンサンブル発表会は、緊急事態宣言が解除されてから約一か月という短い期間で準備をしなくてはなりませんでした。
団内イベントだと言っても、参加できる団員がいなければ開催できません。
アンサンブルの準備は合奏に参加するのとは違って、自分たちだけで準備をし改善点を見つけ作り上げる難しさがあります。
それでも、アンサンブルやってみよう!という団員達がこれだけ集まっていて、ちゃんと形にしてくるところがすごいなあと思います。

ウィンドアンサンブルを目指す よこはま吹奏楽団としては、個人技術の向上につながる団内アンサンブルは今後も続けていきたいですね。

 

さいごに重要なお知らせ!
見学者さんの受付は来年1月いっぱいで一旦締め切ります。
再開は2022年5月の演奏会後になりますので、ご検討中の方はお早めにお問合せ下さい!!
トランペット、打楽器大募集中です!!

 

おまけ① よこはま吹奏楽団 ジャケ写

おまけ② この日のために購入したそうです

おまけ③
「鬼〇の刃」を知らなかったTrb1stの彼女は、Clパートリーダーに漫画全巻貸してもらうことになったそうで、これから読んでいくみたいです。