第六回定期演奏会レポート【下】

は~~~
またしても間が空いてしまった~~~~~~~~~~~~~~~~

というわけで演奏会レポート後半戦です。
その前に、今回の演奏会では感染症対策の観点から印刷物を減らしました。
いつも作っていたチラシも、Web用として使うためだけに作ったわけです。
それがコレ ↓

第六回定期演奏会

背景画像はフリー素材を拝借。
いつもはメイン曲のイメージに合う感じでデザインしてもらったりしますが、今回はとにかく何が起きるかわからなかったので(曲変更可能性もゼロではなかった)、5月のさわやかな気候に合うような色合いにしようかな~と考えてました。
爽快な青空、生き生きとした緑などとも迷いましたが、完全にさわやかな色合いを選ぶには今の状況はふさわしくないような気もしまして…

結局、光が少しずつ見えてくるような希望の持てる雰囲気を選びました。
これから先は明るい話題が増えていきますようにということで・・・

そんなかんじでWebチラシの裏話でした。

 

話を演奏会レポートに戻しましょう。

よこはま吹奏楽団では毎回演奏会のときに団員の手描きで看板書いてもらっています。
これを書いてくれてる団員も古株組で、もう何年も書いてくれてるのが嬉しいところです。

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

開場にあたり、ご来場いただいたお客様にはルールを守りスムーズに入場していただけたようです。
なにしろ初めての試みなのでスタッフも団員も心配していましたが、皆さまのご協力によりトラブルなく受付もできました。スタッフの皆さんも、お客様方も、本当にありがとうございます。

 

そしていよいよ開演です。
2020年5月に予定していた演奏会が中止となり、団員達にとっては2019年11月以来の演奏会となりました。(実に1年半!!)
聴いて下さる方がいる環境と、一緒に演奏する仲間が揃ったことに感謝しながら、久しぶりのステージの空気をかみしめます。

横浜市 一般吹奏楽 トランペット募集

ホール練習や当日のリハの時も、なんとなくマーチのテンポ感が浮足立っているような気がしていました。
やっぱり練習回数不足と久しぶりすぎるホールの響きに戸惑ったりしてたのが原因かもしれません。
本番はそこそこ落ち着いてできたかな?と思いますが、録音聞くまではなんとも言えないか~(;´д`)
考えてみれば、2019年冬以降に入団してくれた団員数名は、よこはま吹奏楽団に入団して初めての本番でした。
やっと本番できましたね。

一曲目が終わり、ホルンアンサンブルステージへ。
ホルン四重奏曲は短い曲なので、演奏前にホルンの楽器紹介をしました。
反響板にあてた音と、あてないで直接客席にベルを向けた音の聴き比べをしたり、ホルンの起源についてお話したり。司会なんて皆慣れてないですが、がんばって話して(時間を稼いで)いました。

横浜市 一般吹奏楽 ホルン募集

ところで、この写真はアンサンブルメンバーでない団員が撮ってくれましたが、実はステマネも撮ってくれてました(舞台袖から)。
二役もやらせてすいませんね!ありがとうございます!

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

お次はクラリネットアンサンブル。
クラリネットパートのモットーは「品行方正」だそうで。裏を返すとそうでないメンバーが多いからそれをモットーにしているというわけになりますが、決してそうではないメンバーはいい迷惑ですね。古株メンバーが品行方正じゃないんですかね。
ところで品行方正の反対語は「品性下劣」「悪逆無道」 だそうです。
ひんせいげれつって言われたら傷つくなぁ・・・

人間性はともかく(←冗談ですよ)演奏はちゃんとやります。
メドレーで途中テンポも変わる曲を、アンサンブル力を発揮しながら演奏していました。
色んな雰囲気の曲がいくつも入っているメドレーというのは難しいものですが、立派に演奏していましたよ。
木管らしい、やわらかい響きも良いものですね。

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

クラアンサンブル中、舞台袖で待機する他の団員が見えてます

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

待機中の舞台袖はこんなかんじ。
(アンサンブルメンバー、がんばっとるやないけ)
と待機メンバーは静かに聴いていました。
(いや~、アンサンブルあいまに挟むと休憩できるから助かるわ~)
と思っていたかどうかは知りません。いや、きっと思っていたに違いない…

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

アンサンブルステージが終わり、一部最後はメイン曲。
吹奏楽名曲の「吹奏楽のための民話」でした。
「バンドのための民話」とも言うので、昭和世代は「バン民」と略すらしいです。
残念ながら写真はありませんが、一部のマーチとバン民では、打楽器助っ人にいってくれた管楽器メンバーがいました。
今回は一部の曲数が少なかったので、なおさら自分の楽器を吹きたかったことと思います。
でも、打楽器が足りなければ曲が成り立たないということを理解し、快く打楽器を引き受けてくれたメンバーがいたからこそ、今回の演奏会は成立しました。

びっくりするのは、打楽器助っ人の管楽器奏者が、みんな意外と上手ってことなんですよね( ゚Д゚)
シンバルが難しいのは言わずもがなですし、タンバリンもロールとかすごい難しいんですよ。
今回の演奏会に出演できた打楽器団員は1人でしたが、彼と、出演したくてもできなかったもう一人の打楽器団員2人が管楽器メンバーにちゃんと教えてくれたおかげです♪ そして管楽器メンバーのポテンシャルの高さ…!

 

休憩をはさみ、第二部へ。
団ポロシャツに着替えてノリの良いポップス曲の演奏です。
このポロシャツ着るのも久しぶりだなあ~~

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

ポップスといえばドラム!
たった1人で全曲叩ききった打楽器団員は、お客様アンケートでも褒められてました。
大変だったと思いますが、とっても楽しそうに演奏している姿が見ている人も楽しませてくれます。

横浜市 一般吹奏楽 打楽器募集

ポップスステージではソロもたくさんありました。
花形のトランペット、サックスはもちろん、今回は珍しくチューバソロも!

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

写真は見切れてますが、下手側舞台前方でクラリネットソロが吹いている時、クラメンバーは自主的に盛り上げるべく全身使ってノリノリに踊って(?)いました。本当はフルボエメンバーにも一緒にやってほしかったそうですが、断られたとかなんとか(笑)

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

最後列はトランペット2人、トロンボーン2人で計4人という少なさでしたが、それを感じさせない力強い音でがんばっていました。
特にトランペットの二人は本当によくやってくれました。
この2人のトランペットらしい良い音が、よこはま吹奏楽団のサウンドに品を作り出していると言っても過言ではないです。

横浜市 一般吹奏楽 トランペット募集

繰り返しになりますが、演奏会が実施できたことは奇跡的です。
奏者が誰一人欠けても難しかったですし、スタッフが欠けてもできませんでした。その他もろもろの事情も、運が良かったと言えるでしょう。

幸いなことに、終演後2週間経過しても感染者等の情報はありませんでした。
無事に開催できたのも、関係者の皆様、お客様皆様方のご協力のおかげです。

約1年半ぶりに演奏会を実施できて感じたことは、聴いてくれてる人がいる場所で、良い仲間と共に演奏できるのは楽しいな、ということです。
以前は当たり前だったことが、今とても難しいことになってしまいました。
でも、当たり前のようで当たり前ではなかったということに気づき、皆と演奏できるありがたみをたくさん感じています。

まだまだ制約も多く、感染症対策をしながらの音楽活動にはなりますが、感謝の気持ちを忘れずに楽しくやっていけたらいいですね。

 

 

~おまけ~

5月は指揮者である足立先生のお誕生日月でした。
リハーサル後に団員からのお祝いをお渡ししたのですが、プレゼントのひとつにはポケットチーフがありまして・・・
本番直前につけていただきました!

横浜市 一般吹奏楽 団員募集

ワーイよくお似合いで!(∩´∀`)∩
しかしピントがボケている!!すみません!!!

というわけでおめでとうございました~!

 

 

~追伸~

団員の皆さんへ。
久しぶりの本番まえには、あらかじめ衣装を着てサイズチェックを忘れずに(・∀・)
もしかするとズボンがパッツパツになっているかもしれませんよ・・・