本番前日ホール練@磯子公会堂~奏者の集中力と対応力~
横浜市の磯子公会堂さんには、このところずっとお世話になりっぱなしです。
2018年2月の第四回定期演奏会も、
2018年10月のオータムコンサート2018も、
今回の第五回定期演奏会も、
磯子公会堂で開催させていただきました。
もっと言えば、その合間に実施した団内アンサンブル発表会も磯子公会堂です。
スタッフの方々はいつも感じよく対応してくださって、気持ちよく使わせていただけるホールです。
さて、今回の記事は演奏会前日のホール練習の様子。
運搬してきた荷物に忘れ物が発覚して取りに戻るなどハプニングもありましたが、
何とか予定時間通りに練習開始です。
まずは基礎練習でサウンドを確認。
ホールでの音を聴いて、先生は「う~~ん」と思っていたようです。
「皆おっかなびっくりというか…いつもと聴こえ方が違うせいかな。本来の音が出てないというか…」
客席のほうで離れて聴いたりしながら、マイクで先生からのアドバイスがとびます。
それをうけて、真剣に吹いているメンバー。
時間は限られているので、1分も無駄にできません。
吹奏楽をやってきた人なら
”周りの音をよく聴いて吹きなさい”
と言われることって、あるあるだと思いますが…
ホールの場合は聴いてるとダメですよね。
指揮を見ながら、自分のタイミングを信じて吹くしかありません。
余談ですが、打楽器奏者さん(鍵盤メイン)にあとから聞いた話だと、
「自分と同じ動きをしている管楽器の人の動きはガン見してました(笑)」
とのことで。
鍵盤楽器なんてものっすごい大変そうなのに、そんな余裕があったとは!
管楽器の皆さん、見られてたんですねえ!
ホールの響きにも慣れてきて、皆の音が良くなってきたようです。
先生曰く、「みんな対応力が高くてすごいね」とのこと。
よこはま吹奏楽団のいいところは、
練習の集中力が高いところだと思っています。
そして、対応力の高さ。
先生の指示への反応速度が速いと思うのです。
たとえば、「ここの音色はもっとこんなかんじで」とか「この音の形はもっと四角い感じ」とか、音楽のニュアンスの指示は奏者にとって変化させづらいところもあると思います。
でも、団員たちはすぐ反応して変化させます。
奏者一人一人が積極的に「こうかな!?」というのを最大限の集中力で出してくれているおかげなのかもしれません。
先生も、よく「みんなの技術の高さは本当に素晴らしい」とおっしゃいます。
先生は褒め上手なのであんまり調子にのっちゃいけませんが(笑)
正直なところ、この演奏会で重要なポジションにあった「フランス組曲」は、前日練習でもかなり不安があり、まだまだ改善したい箇所がたくさんありました。
フランスの大作曲家が作ったこの曲は、シンプルであるがゆえに逃げ場がないというか、ごまかしのきかないシビアな曲だったため、よけいに粗が気になったのです。
特に、これまでの練習でも一番心配だった5楽章は、単純に音楽の流れが悪いように感じていました。
ここまできて、まだぎこちなさがあるのです。
管理人は、「やっぱり間に合わなかったか~もっと上手に演奏したかった…」と既に諦めモードでした。
でも…
短い練習時間の中で、ものすごい勢いで変化が起きたように感じました。
まだまだやりきれていない部分もありましたが、「このぶんなら、明日なんとかなるかもしれない…!」という前向きな予感を持ちながら、夜遅くまでの練習が終了。
あとは本番当日に身をゆだねましょう(!?)
写真には残せなかったのですが…
受付準備などで大忙しだった会場係のメンバーは皆が音出ししている時間も準備に追われていて、ろくに音出しできないまま練習へ参加したような形でした。
イレギュラーが発生してしまったせいもありましたが、急きょ手伝いを増やすなどしてもカバーしきれなかったのが反省点ですね。
そんな影での苦労は他にもいっぱい。
みんなの力があって、はじめて演奏会ができます。
メンバーに感謝しながら、本番を迎えましょう。
次回はいよいよ本番当日レポート!
お楽しみに~~~ (^o^)丿
見学を検討中の方は、なるべく早くお問合せ下さい!
6月は見学者さんが多く、募集停止になるパートも出てきそうです。
打楽器、ホルンも絶賛募集中ですよ~!!
他の楽器についてもぜひお気軽にお問合せ下さい。
詳細はこちら(団員募集について)から!
早く見学してみたい!という方は こちら(見学お問い合わせ)から!
お待ちしています!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません