木管・金管レッスンとTrbパートレッスン

世間一般でもなにかとイベントの多い3月。
忙しいのは指揮者も例外ではなく、ほとんど指揮者合奏のできない1か月となる予定でした。

ふだんの合奏では基礎練習もやりますが、ほとんどの時間を曲の練習に使わざるをえません。
よこはま吹奏楽団では、基礎をしっかり鍛える時間をとるために、セクションごとにレッスンの先生をお呼びしてみていただく機会を設けています。状況によっては曲の細かい部分をみていただくことも。
指揮者が来れない時はレッスンのチャンス!ということで、木管・金管セクションに分かれてみっちり見ていただきました。

木管はこちら。
クラリネットの先生にお越しいただきました。

No.2はレッスンときくと、とーっても緊張してしまうんですけれども、、この気持ちわかってくれる人いますかね。

なんだかすべてを見透かされて、自分を丸裸にされてしまうような気がしてしまうんです…。さらに、お会いできるのが稀ということもあり、人見知り全開…ただのビビり。

残念ながらそれはしっかりと音にもあらわれてしまうことに。。

「音出ししてるときと今(レッスン中)と、同じ音の大きさで吹いてないですよね?」

うっ、バレてる!笑

気を取り直して、この日は基礎の時間は少なめに、のこりは曲をみっちり、に決定。
みていただいた曲は、ポップスのメインに据えておきながら実は苦手要素がふんだんに詰め込まれたもの。いい曲なんですよ!でもそれとこれとは別でして。

冒頭部分をちょろっと吹いただけで、先生はできていないレベルをすぐ察してくださり笑、レッスン内容はリズムの答え合わせが中心となりました。

そう。先日スウィングのことでうぉーわかんねー!って苦悶してる記事をあげましたが。
そのうやむやになっていたところを的確に、そこはこう、それじゃイーブンだからこう、てな具合にひとつひとつ紐解きながら細かく教えてくださいます。

抽象的ではなく、これをこう動かすといい、など明確な解決策を端的にわかりやすく伝えてくださるので、その場ですぐ実践してすぐできるようになる。

うまくいくと、
おぉー、上手~
ってほめてくださる。めっちゃやさしい。笑

この日いちばん印象に残った言葉は
ダイナミクスは吹いている自分が決めるのではない。聴いている人たちに聞こえた大きさが正解。

グサっという音が聞こえたのは自分だけでしょうか。
木管あるあるですよね、めちゃくちゃ息吹き込んでがんばってフォルテで吹いているつもりなのに、聞こえなーいって言われて絶望するやつ。
クラフルートは楽譜に書いてあるものプラス2段階くらいの意識で吹かないときこえないよ、なんて話もありました。

だからこの機会に、さぼってるわけじゃないんです!ということだけは声を大にして言っておきたいです。

さて、なんとありがたいことに、本番前にも全体合奏をご指導いただけるとの情報が飛び込んできました!
なんの曲かなぁ…これかな。これだろうな。
それまでにレッスン内容を思い出しながら、リズムはきっちりおさえておきましょ。

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一方・・・金管もトロンボーンの先生にお越しいただき、セクション練習をしました。

トロンボーンパートは金管レッスンの後にパートレッスンを実施したそうで、その様子をトロンボーンメンバーのNちゃんが書いてくれたのでご紹介します!

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トロンボーンの佐藤先生に、午前は金管セクション、午後はトロンボーンパートでレッスンをしていただきました。
パートリーダーは日程が決まる前に「予定が合えば個人レッスンでもお願いしたい!笑」と言っていましたが、今回は3人で受けさせていただきました。

午前の練習から少し時間が空いたので、佐藤先生も一緒にランチをすることに。

パートリーダーが素敵なお店を選んでくれました👏🏻
ランチの間は呼吸法やマウスピースの選び方など色々なお話を聞かせていただき、とってもお得な時間でした😆

午後のレッスンでは、基礎や曲のほかにも、一人ひとり苦手意識のあるところも聞いていただき、とても丁寧に教えていただきました。

休憩時間には、「音がよくなった!」とか「楽に吹けるようになった!」とみんな口を揃えて言っていて、短時間でこんなに変わるんだなぁと驚きました‎( ⊙⊙)!!

曲によっては、アーティキュレーションが複雑で、楽譜通りに吹くのが難しいものもあります。一緒に先生に主旋律の楽譜を吹いていただくと、この主旋律を引き立たせるためのアーティキュレーションなんだ!とわかる部分があり、吹きやすさが段違いでした。

ちなみに、楽器のこの置き方は、スライドに負荷がかかるので良くないそうです。ずっとこの置き方をしていたので、負荷をかけ続けてしまっていました。。笑

トロンボーンはほかの管楽器と同じく管を抜き差しして音程を調節しますが、スライドのポジションで音程は大きく変わってしまいます。

そのためか、管を抜く長さはこれくらいにしようというのがあるそうで(初耳でした)、それを測る道具がこれだそうです。

ただの立方体に見えますが、1cm、1.5cm、2cmの辺からできていて、先生はこの長さを目安に管の抜き差しをするそうです。

まだまだ知らないことがたくさんあります。。

 

久しぶりの一日練習は、帰宅する頃にはくたくたになってしまい、体力の衰えを感じました。笑

学生の頃は当たり前だったはずなんですか、、。

ただ、普段の短い練習時間の中で、上達したなと感じることは私はあまりないですが、一日レッスンしていただくと、朝よりもいい音で吹けてる!という感覚があり、とても充実した時間でした。

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木管と金管がレッスンを受けているのと同時に、打楽器も滅多にできないパート練習を実施してがっつり練習していたようです。セクションごとの練習は、人数が少なくなるぶん練習の密度が濃くなって気力も体力も使い果たしますね!

5月7日の演奏会に向けて、着々と練習をすすめている よこはま吹奏楽団です。

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皆様のお越しをお待ちしております♪