人が集まってできる音楽~人間関係づくりについて~

どうもこんにちは。
約三週間ぶりに楽器を吹いて、練習会場ではじめてケースにカビが生えてることに気づいた管理人です。
カビ・・・おそろしや・・・

合奏ができるのも月2回程度なので、間隔があいてしまうと前にできてたこともできなくなっていますね。
3歩進んで2歩下がるかんじなのはじれったいです。
が、いまの状況下で練習場所が使えるだけでもありがたいわけで・・・。もちろん最大限の感染症対策をしながらの練習となります。

(この日は気持ちのいいお天気でした)

久しぶりに会う団員たちは集合時間に雑談してるだけで結構楽しそうにしてました。
音楽を楽しむ以外にも、人との関わりが活力になるのは趣味の場の良いところです。
そうそう、ちょっと話それますが・・・
だいぶ前(この楽団になる前の話ですが)には、楽団の方針もしっかりしておらず「とりあえず人を集めなくては」というかんじで団員募集をしていた時代がありまして・・・
そのときは本当にいろんな人が入団してきました。

中には「音楽はそこそこやりたいけど、それよりもお友達を作りたい!」というかんじの人もいたりして。
お友達作るのもいいんですが、そっちが優先になっている人はやっぱり練習をおろそかにしてしまう傾向にあり、楽団の方針というのはハッキリ示しておかないとダメなんだな~というのがよくわかりました。

「音楽はそこそこに、とりあえず仲良く楽しく、ゆる~くやるのが最優先!」という方針の楽団なら、そういう人たちが集まるので何も問題ないと思います。
でも、「音楽を真剣に作る時間を楽しみたい」という方針の楽団なら、練習を二の次にしてしまう団員は居てほしくありません。
(よこはま吹奏楽団は後者ですが、詳しくは楽団HPの「楽団について」と「団員募集」を読んでいただきたいと思います。)

(練習写真撮り損ねたので前に撮った横浜の風景を…)

楽団の方針に合う人が集まるかどうか。

これは、団員が本当の意味で楽しく活動するために大切なことです。
どんな場所でも人が集まれば多少の摩擦はありますが、共通の価値観を持つ人達ならそれが少なくなります。
それどころかけっこう気の合う仲間ができたりして、結果、人との関わりも楽しいものになっていく気がします。

これまた余談ですが、管理人は他人に心を開けないほうなのでなかなか人に慣れません。
うわべだけの会話をして盛り上がっている不自然な空気感の集団は大嫌いです。
短時間でムリヤリ仲を深めようと飲み会で騒いだりするのも嫌いです。(飲み会の場でアルコールの力を借りて会話して、ちょっとずつ仲良くなっていったりする時間はいいと思います)
楽団の人間関係も、時間をかけて少しずつ深めていくものだと思っているので、新しく入団したメンバー達もゆっくり自然体でやっていってほしいです。

(横浜の風景第二弾)

そうそう、人間関係のことでまた思い出した話があるので書きますが・・・
とある団員のお話。

その団員(Aさんとします)は、インターネットでうちの楽団を見つけて入団してくれました。
団内に知り合いは一人もいません。
入団してくれたのがコロナ禍になる少し前だったので、活動休止になったり縮小活動になったりで本番演奏する機会もなく一年が経過しました。
その後ようやく演奏会に向けて練習を詰める時期になり練習時間も少し増えましたが、他の団員とゆっくり話をする暇もない状態。練習日はとにかく練習に集中するので他のことをしている余裕はありません。

Aさんは「もっと他のパートの人とも話をしてみたい」と感じていたようです。
管理人から見ても、Aさんだけでなくコロナ禍前に新しく入ってくれたメンバーは他のパートの団員とはろくに交流もできない状態が続いていたので、心配していたところはありました。

でも、変化を感じたのは演奏会の日。
会場準備の最中、Aさんが他のパートの団員とも楽しそうに話していました。
Aさんが演奏会準備の係を引き受けて積極的に動いたことで、他の団員とちょっと仲良くなったみたいです。

仲が深まるきっかけは色々だと思いますが、真剣に音楽活動をしていく中で自然に仲良くなっていく団員達を見るのは嬉しいものですね。
一般団体の「音楽活動」は、合奏をすることだけでなく、自分たちで演奏会の準備をしたりすることも含まれます。合奏以外の場面で積極的に動いていくことは色んな人と関われるチャンスです。
食事や飲み会に行けるなら、練習後にご飯食べたり飲みに行ったりできるんですけどね。
男性団員は「野郎飲み会」なるものが結成されているらしいですが、それとは別に、男女関係なく酒好き団員もいるのでコロナ禍が終わったらぜひ楽しんでもらいたいと思います。

仕事が不定休で超多忙な団員
定期的に髪色が変わる団員
高い楽器を衝動買いしちゃう団員
食費削ってまで楽器収集してる団員
酒と野球大好き団員
キャッキャウフフしてる団員
楽器背負う姿がまるで登山家な団員
空手と居合と少林寺やってる指揮者

・・・とまあ色んな人がいる よこはま吹奏楽団ですが、
みんなこの楽団のモットー”真摯に音楽を「楽しむ」こと”を理解し、ウィンドアンサンブルを目指して活動しています。

なかなか厳しいご時世ですが、活動趣旨を理解し賛同し、団員資格に該当する方は是非いっしょに音楽を作りましょう。
演奏会は来年5月の予定ですが、準備はとっくにはじまっています。
むしろもうすでに時間が足りないと感じるくらいです。
迷っている見学希望者さんは、ぜひ前回のブログ記事「一般吹奏楽団の活動について、いま思うこと」もお読みいただき、ご家族などとも相談したうえで見学をご検討いただければと思います。

トランペット、打楽器、その他楽器も募集中です!
詳細は「団員募集」をどうぞ!

 

(おまけ)

夜景写真でよく言われることですが・・・
この電気、みんな残業してるんだぜ・・・っていう・・・

いや、オフィスじゃないとこもあるでしょうけどね!