第六回定期演奏会レポート【上】
2021年5月23日に開催した「第六回定期演奏会」のレポート第一弾！
まず、この日を迎えるまでにものっっっっっすごい葛藤がありました。
「そもそも演奏会をやるべきかやらざるべきか？」
「クラスターでも起きたらどうするの？」
「やりたいにしても問題が色々と多い」 と。
一番困ったのは「先の状況が読めない」という点です。
2月の段階で「５月に演奏会やろう」と決めても、５月に緊急事態宣言が出るかもしれない。
宣言が出なくても団員が感染するなどして編成が成り立たないかもしれない。
演奏会を実施するために必須なスタッフさんが集まらないかもしれない。
”かもしれない” に苦しみながら、どういう条件をクリアすれば実施できるのか検討し
かなり難しい状況だ、というのは実感していました。
（管理人は７割がた演奏会は実施できないだろうと思ってました。）
4月半ばを過ぎたあたりで（おや、これは実施できるのかもしれないぞ）と
感じはじめ・・・気づけばついに当日。
いや、まさか本当に実施できるとは・・・！
この週はずっと雨続きだったんですが、当日の朝は曇り。
雨が降らないだけありがたい！！！
と。しばらくすると晴れてきました！
やっぱり団員に晴れ女がいるからかな！？
開場は桜木町の神奈川県青少年センターホール。
通称「紅葉坂ホール」です。
朝の集合時、ちょっとしたハプニングが。
「点呼とりまーす」
「フルボエいまーす」「サックスいまーす」「（その他のパート）皆いまーす」
「すいません、クラリネットは…T君がいないんですが、今連絡があって、なんかおじいさんに捕まって道案内してるらしいです」
（一同）「「「はああァ！？なんだそりゃ（笑）」」」
どうやら遅刻理由のでっち上げではなく本当に道案内してたそうです。
でもおじいさんの行き先はウィンズ横浜だったらしいので、演奏会の大事な日に遅刻してまで道案内する必要なかったですね。。。
（勝手に行ってくださいよホントに）
そういうのは警察に任せましょう。
さて。ホール入り後は打楽器搬入と舞台設営、受付設営に分かれて行動開始。
こちらは受付設営組です。
今回は感染症対策のため簡易版プログラムはご自由にお取りいただく形でした。
まんなかには楽団のロゴのネコちゃんがいます。
団のロゴ猫ちゃんは、こっちでも活躍してました。マスクして困り顔になってるアイディアは、この紙を作って印刷してくれた団員からでした♪かわいい・・・
座席間隔を空けるため、使用不可の座席に貼り紙を貼っていく作業。
効率よく皆で一斉にやってます。
お～！貼れた貼れた！
ちなみに、貼り紙貼る位置について、当初予定していた位置から変更したりと臨機応変な対応もありました。
現場でいざやってみると「こっちのほうがいいかも！？」というのが発生して、管轄のリーダーに確認をとったうえでより良い方法がとれたのは良かったです。
舞台設営のほうも、管轄リーダーをはじめステマネやセッティング係を中心にテキパキ動いてました。
紅葉坂ホールは親切なスタッフさんがたくさん手伝ってくださったので、スムーズに動けました。
準備が終わり、ウォーミングアップ開始。
＼がんばりま～っす／
いよいよリハーサルです。
まずはいつもの基礎練習から。ホールの響きに慣れていきながらサウンドの確認です。
ソリストのマイク調整も、舞台スタッフさんからアドバイスをいただきバッチリ！
今回は珍しくチューバソロがありましたが、こちらもマイクに対するベルの方向についてアドバイスをいただいたりして、いいかんじに調整できました。
今回の演奏会では、よこはま吹奏楽団では初めての試みとしてアンサンブルステージがありました。
クラリネット六重奏のリハでは、司会役がナナメに立って話していたので
「まっすぐ！まっすぐ立ちなさい！」
という声がとんでいたり。（ナナメに立ってるとちょっとデレっとして見えるもんね・・・）
この演奏会は、実施できるかどうかが本当にわからなかったことや、なるべく外部のスタッフさんの力を借りずに自分たちだけでやろう、ということで司会も団員が行いました。
ステマネもお休み中の団員がやってくれて、本当に助かりました。
ちなみに影ナレまでやらされるはめになったステマネは若干緊張しながらマイクに向かっていたようです。
団員①「声、暗くない？もうちょっと明るめでもいいんじゃ…」
ステマネ「じゃあ声高くしようか。エー、ホンジツハエンソウカイニオコシイタダキ…（←高音）」
団員②「やめろやめろ！！気持ち悪い！！！」
ステマネ 「・・・(´・ω・｀) 」
でも余裕でピースしてくれるステマネさすが～～～（なぜ裏ピース…）
アンサンブルステージは、クラリネットのほかにホルン四重奏も。
クラリネットがヘラヘラしていたのに対してホルンはちょっと緊張気味。
なかなか少人数でステージに立つって慣れないもんですよね。
リハーサルは「あんまり頑張りすぎると疲れちゃうし、早めに終わらせよう」という指揮者の言う通り、予定よりずっと早く終わりました。体力を温存して本番に臨みましょう！
休憩中の男性楽屋で一枚。
きったない机だなあ～～～（笑）
演奏会レポート、第二段に続きます！
お楽しみに！ (^o^)丿
おまけ
本番の日だというのに、なぜか先生がチューバのマウスピースを大量にもってきました。
「もう使わないからあげるよ」ってことで、チューバ団員達は「おおおおお！」と目を輝かせて見ていたとか見ていなかったとか。
それにしてもすごい数ですね(・_・;)