オータムコンサート2019@フィリアホール~前代未聞!?怒涛のアンコール~
どうもごぶさたしております。
あっ、このブログでは明けましておめでとうございますのご挨拶をしておりませんで失礼しました。
どうぞ今年もよこはま吹奏楽団を宜しくお願い致します。
今回の記事は
2019年11月2日に開催したオータムコンサートの模様を(今さらながら)アップしたいと思います。
その前に。
吹奏楽やオーケストラに所属される方ならわかると思いますが、演奏会をするためにはホールの確保が必須です。
えー!そんなん当たり前じゃん!
と思われるかもしれませんが、管理人は音楽に詳しくない人と話していて
「演奏会って、ホールは用意されているものなんじゃないの?ホールは当たり前に使えるものと思ってたから抽選やってるなんて知らなかった~」
と言われ、びっくりしたことがあります。
そう、お客様からすれば主催者側の苦労が見えないのは当然なのですが
実は裏で熾烈なホールの争奪戦が繰り広げられているのです。
横浜市はただでさえアマチュア音楽団体数が多いと思うのですが、
中学高校なども含めればそれはもうすごい数の団体が演奏会を開催しています。
つまり、ホールの奪い合いもすごい倍率なのです。
ホールの抽選は一年半前、一年前、半年前など様々で、いちばん短くても半年前には抽選が行われます。
よこはま吹奏楽団も、2019年秋の演奏会をすべく2019年春にたくさんのホール抽選に行きましたが…
結果は惨敗 ( ゚Д゚)
5倍や20倍など、日程によって倍率は違いますが、団員で手分けしてたくさんの抽選に行ったにも関わらず、
惨敗 ( ゚Д゚)
「こ、このままでは秋の演奏会ができない…(( ゚Д゚)) 」
と途方に暮れていた時でした。
本当に運がよかったとしか言いようがありませんが…
なんと!この素晴らしいホールの”空き日”を偶然見つけたのです。
じゃーん!
それがここ、青葉台のフィリアホールだったのです。
ホールのほうで用意していただいた立て看板を見ると
実感がわきますね。
チラシも置かせていただいていました。
やっぱり結構目立つ色合いのチラシでしたね。
良いデザインです。
初めて使わせていただくホールだったので、勝手がわからず準備にも不安がありましたが
ホールの方の親切な案内や団員達の機敏な動きでものすごくスムーズに進みました。
渋滞に巻き込まれてしまったスタッフさんの到着が遅れるというアクシデントもありましたが、
舞台準備を取りまとめる団員が臨機応変に指示を出してくれたおかげで
全体の進行には大きな問題はありませんでした。
アクシデントが起きても、焦らず、落ち着いた声で
「そっちの準備は人手足りている?大丈夫?」
と気遣いができるほどしっかりと対応できていて、いいメンバーに恵まれたなあと本当に感心しました。
予定時間どおりリハーサル開始です。
今回、マイクの使用がなかったため、ソリストは立ち位置のみ確認。
ポップス曲ではアルトサックスが大活躍でした♪
テナーサックスも二人になり、贅沢なかんじです(^_^)
今回、サックスはメンバー勢ぞろいでできなかったのが残念でした。
というのも、サックスパートリーダーがお仕事をどうしても休めず演奏会に出られなかったのです。
さらに、ソプラノ吹きのメンバーも事情があって一部のみの出演となってしまいました。
次回演奏会は全員集合できるといいですね!
そうそう、全員集合できなかったパートは他にもあり…
フルートパートには演奏会直前でインフルエンザを発症した団員がおりました。
出演を断念せざるを得なかった団員はピッコロを吹く曲があり、
直前でのパート交代(しかもピッコロ!)は大丈夫なのだろうかと心配していましたが、
見事パートリーダーがカバーしてくれたのです。
本当は色々苦労があったと思いますが、そんなそぶりは見せずしれっときっちり吹いてくれました。
頼りになる~!
そういえば。
レ・ミゼラブルの終盤、「民衆の歌」で登場するピッコロソロは、
当日リハ中に急きょオフステージに決まったんでしたね。(スネアもね)
突然の変更にも、やはりしれっときっちりこなしてくれたパートリーダーなのでした。
余談ですが、お客さんの中にはオフステージ(ステージ以外の場所で演奏すること)
を知らない方もいらっしゃったらしく、曲の途中で席を立ったピッコロ吹きを見て
「あれっ、あの人具合でも悪いのかな!?ステージ袖に行っちゃったよ!?」
と、ご心配くださったようです。ありがとうございます。
こちらはいつも素晴らしい音色を聴かせてくれるオーボエ2人。
レ・ミゼラブルでは泣けるソロをホールに響かせていました。
管理人がオーボエ好きだから贔屓してるわけではありませんが、本当に、よこはま吹奏楽団の自慢です。
それにしても…
フィリアホールは綺麗なホールですね!
響きも良い、スタッフさんも親切な、とっても良いホールです。
ポップス曲の中には、クラリネットが大活躍する「ベニー・グッドマン・メドレー」もありました。
ソリストが吹いているというのに…
なんでクラメンバーは皆 笑いをこらえてるのかな??
まあ、いつものようにパートリーダーが何かやったに違いない。
演奏中はこんなに真剣な表情のメンバー達です(笑)
お客様からの感想で嬉しかったのが、
「ドラムの彼がとっても楽しそうに叩いていて、見ていて楽しくなった」
というものでした。
練習中は真剣な眼差しをよく見かけますが、
本番中は楽しく演奏できていたようでよかったです (^o^)
もちろん他の打楽器メンバーたちも楽しそうに演奏していましたよ。
んっ!?
なんかすごいモノでシロフォン叩こうとしている…!?
犯行現場の証拠写真ですね(笑)
バスドラマレット二刀流の彼女は
以前からお手伝いいただいている打楽器さんですが、今回はピアノ奏者としても大活躍だったのです。
写真が残っていなくて残念ですが、ピアノを前面に出した久石譲氏作曲の「Summer」(吹奏楽編曲ver)は
演奏している側から聴いても感動的で、お客様からも大絶賛でした。
「Summer」を選曲することになった理由は、
この演奏会でレ・ミゼラブルなどピアノが必要になる曲があったため
「せっかくピアノ使うならピアノがないとできない曲をやろう!」
という目論見があったからなのでした。
こんな名曲を吹奏楽で演奏することができて、奏者側としても嬉しかったです。
ただ、この曲のなかで浮き彫りになってしまったのは、
うちのシロフォンが悲しいくらい音痴だということで…
やっぱり中古モノは難しいものですね。
さて、
人数が増えてきた木管に対し、金管はギリギリの人数でがんばっていました。
管理人はトランペットパートには頭があがりません。
非常に個人的な感覚ですが、トランペットは他の楽器の比にならないくらいスタミナ消耗すると思うんですよ。
それこそ音が出なくなるくらいに…。
3人で3パート。
最低人数ですが、堂々とした音で立派に演奏してくれました。
よこはま吹奏楽団が目指すウィンド・アンサンブルを体現していますね。
ホルンは最低人数どころか1人足りないくらいでした。
本当は4パートあるのに (´;ω;`)
それでも、パート練習なんかもしたりして頑張っていました。
次回演奏会では4パートちゃんとできるといいですねえ!
そんなギリギリのパートをよそに、人数が一番多かったのがトロンボーンパート。
(トランペットの倍の人数です)
トロンボーンパート勢ぞろいの写真がないのは、
この写真を撮ってくれているのがトロンボーンパートリーダーだったからです。
トロンボーンメンバーは打楽器助っ人にもまわってもらい、大活躍でした。
本番うまくいったのかどうか、若干不明ですが大きな事故はなかったようです(笑)
この演奏会では、吹奏楽界では有名なホルストの「吹奏楽のための第一組曲」を演奏しました。
冒頭のテーマは低音楽器が奏でる非常に重要な部分でしたが、
お客様アンケートでもお褒めの言葉をいただけたくらいに、印象に残る演奏をしていました。
ものすごく緊張感のある雰囲気の、難しいユニゾン。これができるのはなかなかすごいことです。
自主的にセクション練習をした成果が出ましたね。
先生も、超多忙な中で指揮を振るのは大変だったことと思います。
リハーサルでも、いつものようにものすごい集中力と効率の良さで
最後の調整をしてくださいました。
今回の演奏会では、先生のサービス精神にはほとほと参ってしまうできごとが(笑)
実は、直前の練習で
「2回目のアンコールが終わって拍手が止まなかった時のために、もう1曲用意しておこう」
という先生の提案を
「まあ、本当に止まなかったらね…」
という程度に受け止めていた(!?)団員達でしたが、
先生がわりとすぐ舞台裏から出てきてしまうもんだから
アンコール3曲目に突入してしまったのです。
曲が終わり、最後の力を使い果たした団員達は
信じられない光景を目にしました。
それは・・・
また舞台裏から出てきた指揮者がスコアをゴソゴソしているではありませんか!!!
せ、せせせ先生!?
何をするつもりですか!?!?Σ(゚Д゚)
先生からの指示は
「もう1曲やろう」
ということで…
結局アンコール4曲!!
アンケートコメントには
「コントのようでした」
という非常に的確な(!?)お言葉もいただき…
「サービスは嬉しいけど影ナレで切って終わりにしてもいいのに」
という、まっとうなご意見も。
ほんとそうですね(笑)
団員からは「もはやアンコールが第三部と化しているのでは…」
という声もありました(^_^;)
(演奏会自体は二部構成なので)
終演後、先生には団員からブーイングがあったとかなかったとか(笑)
演奏会ごとに段々とアンコール回数が増えていかないよう、
いかに先生を食い止めるか…
次回は作戦を練らなければならないでしょうか。
とはいえ本番中の先生は誰も止められないので、諦めてコントをやる覚悟を決めるしかないのか…
(そのあたりは次回演奏会をお楽しみに!!)
そんなこともありましたが、
楽しいことばかりではなく、演奏会開催における反省点も見つかりました。
まだまだ一般吹奏楽団としての経験値は低い我々ですが
反省を生かして少しずつ良いものを作っていけるように、団員一同協力していきたいと思います。
次回演奏会は2020年5月31日(日)です。
そして現在 打楽器、バスクラリネット、トランペット、ファゴット、クラリネット 募集中です!
詳細はこちら(団員募集について)から!
早く見学してみたい!という方は こちら(見学お問い合わせ)から!
お待ちしています (^o^)丿
次回の記事は演奏会打ち上げの様子でもアップしますかね。
お楽しみに~
おまけの写真 ↓
「集合写真撮るよ~」 ガヤガヤ・・・
いち早く真ん中に配置される先生と両脇を固める二人(笑)
わさわさ・・・「そっち詰めて~」
遠目に眺めるトロンボーンパートリーダー。
ぎりぎりまで何かを準備している打楽器パートリーダー。
「はい、チーズ!」 ぱしゃり。
みんな、お疲れ様でした!
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