録音の話と一期一会の音楽～出会いと別れの季節～

2019年5月16日

自分たちの演奏を客観的に聴くということ

本番が近づいてくると、演奏を録音（または録画）しています。
自分たちの演奏を客観的に聴くのって、とても大事です。

自分ではできていると思っていたところが全然できていないことに気がついたり、
ピッチの悪さがこんなにひどかったのか！と気がついたり（笑）

最近の録音で一番感じたことは、
「音楽の流れがすさまじくぎこちない！！」
ということでした。

それはきっと、全員が流暢に演奏できるほどのレベルに達しておらず
音を並べることに必死で音楽全体の流れをイメージするまでに至っていないからではないかと。
参考音源を聴くことに関して、否定的な意見も世の中にはあるらしいという噂を聞きますが
上手な参考音源はやはり聴いたほうが良いと思います。
自分たちの録音と比べると雲泥の差でびっくりしますよ！

でも、そこでガッカリするのではなく
「こんな上手な演奏に近づけたい！」「そのためにはどうしたらいいか？」
と考えるだけでも全然ちがいます。イメージって大切です。

さて今回は3月の練習風景。まだ3月か（笑）

年度の変わり目はメンバーの変化も

ユーフォニアムさんが入団してくれて、よこすいの中低音はさらに強化されました。
金管が充実してゆく・・・！スバラシイ！！

あとはね～ホルンがもう少しほしいのと、トランペットが増えてほしいところですね！
でも、つくづく思うのは人数がたくさんいてもいい演奏はできないということ。
一人一人がしっかり吹けていれば最低人数でじゅうぶんなのです。
むしろ、最低人数のほうが音が濁りにくくていいのですよね。
それがまさに、よこはま吹奏楽団が目指すウインド・アンサンブルです。

今のトランペットパートは人数は少ないですが、頼れるメンバーです。
前回のオータムコンサートから一時人数が減ってしまい相当苦労していたと思うのですが、とてもよくがんばってくれています。
あっ、人数が少ないと言えば打楽器も…！求ム！！打楽器奏者！！！

一般吹奏楽団は社会人や学生もいますが、皆ライフステージが変わる時には続けられなくなったりすることもあります。
こんどの定期演奏会では、昔からずっと一緒にやってきた優秀なピッコロ吹きがお休みです。
ずっといてくれたメンバーがいないのは心にポッカリ穴が開いたような寂しい気持ちですが、他のメンバーも皆がんばってくれています。