2023年始動!~初期段階練習の難しさ~

2023年、よこはま吹奏楽団も活動がスタートしました。
あ、管理人です。今年もよろしくお願いいたします。

今年はうさぎ年ですね。

おや・・・なんかいつものロゴと違うぞ・・・

冗談はさておき、ロゴがブラッシュアップされました!じゃ~ん!

ん? どこが???

と言う方、見比べてください。

猫が正月太りしたようですね。
あとは太った猫の浸食により団名の存在が小さくなったのと・・・ひげが細くなった?
まあそのへんは些細な部分なんですがブラッシュアップ一番の理由は、まわりの文字円のゆがみを修正したかったということ。旧の方は正円でなく楕円だったのですよ。

たいして変わらんじゃないか、と思いきや、ツイッターやFacebook、インスタなどSNSのアイコンが円形なのでそこにピッタリはまらないのがなんとな~くスッキリしない感じでした。
そんなわけでロゴもブラッシュアップしたよこはま吹奏楽団、2023年もよろしくお願いします。
今年も、ロゴを囲む偉人の名言を胸に音楽を楽しんでいきましょう!

There are two means of refuge from the miseries of life: music and cats.
(人生の惨めさから抜け出す慰めは2つある。音楽と猫だ。

2023年初合奏は仕事で来れない予定だった指揮者が来れることになり、めでたく指揮者合奏となりました。

いつもはわちゃわちゃしているクラが今日は人数少なめです。でも見学者さん参加中でB♭クラも仲間が増えていきそうな予感。

前回の記事で書かれていた、クラパの今年の目標の話。(聞くの怖いな…)と思っていたら教えてもらえました。

「自己責任」

な、なるほど・・・?( ゚Д゚)?いや、自己責任、大事ですよね。ちなみこちらはクラパ団員が書き初めしたもので(達筆!!!)それを見たパートリーダーが「これだ!」と、勝手に今年の目標に設定したそうです。

この日人数が少なかったクラに対して、フルボエは全員集合でピッコロ吹きが二人揃っていました。
なんとなくピッコロの写真をパシャリ。

お二人とも、膝上のハンドタオルがかわいい。

さて、よこはま吹奏楽団は5月の定期演奏会に向けて練習中ですが、なかなかに苦戦している曲があります。もう4回くらいは通しで吹いているというのに、いまだにぐちゃぐちゃしているちょっと難易度の高いポップスのメドレー曲。
管理人は「難しい曲はとにかく回数をこなして慣れないとできるようにならない」と思っている節が強いのですが、この日の指揮者合奏でその考えを反省しました。

曲の練習を始めたばかりの初期段階練習方法としてよくあるのは、
①ゆっくりなテンポで練習
②徐々にテンポアップして楽譜指定のインテンポまでもっていく
というやりかた。

でも、初期段階から遅いテンポで練習し続けてしまうと曲の感じをつかめないというデメリットもあるので、基本的にはインテンポで慣れるというのが前提で、楽譜構造を理解する・指回しなどの明確な目的のために短時間で遅いテンポで確認作業をするのは効果的だと思います。特に個人練習ではこういう丁寧な練習が大事ですよね。ただ、合奏の中ではそれをどこまでやるか、というのが時間の関係上非常に難しいと思うのです。

素人的考えだと、「ゆっくりテンポで練習するとしても、最終的にインテンポにまで戻ることを考えたらそこそこテンポ落としたくらいからやればいいか」と思いますが、玄人の指揮者は違いました。
ちょっとびっくりするくらいのゆっくりテンポからはじめたのです!
(アッ、これもしかしてだいぶデキナイ子達だと思われている・・・!?)Σ(゚Д゚)

やってみてわかりましたが、超ゆっくりテンポだからこそリズムや構造が理解できたというか、徐々に早くしてインテンポまで戻った時に体で覚えられた感じがありました。不思議なものですね・・・。もちろんテンポ変化だけではなく、指揮者の的確なアドバイスもあってのことですが。(そして、どんな曲でも超ゆっくりテンポからやればいいというわけでもない、とは思います。)

初期段階練習方法としては、「メロディー」「伴奏」のように役割ごとに分解して伴奏なら伴奏だけで吹いてみる、という方法もあります。これも、ただ「伴奏」のグループだけで吹いても効果的でないこともあり、どういうグループを取り出して練習するかというのは難しいです。
メロディーがメロディーだけで吹くより、メロディーラインとリズムがかみ合うようになっている伴奏が一緒に吹くことによってお互い良い練習になるというパターンもあります。

あ~~~!難しい~~~(;´Д`)

作曲者とか指揮者の頭ってどうなってるんですかね。
スコア複雑でよくわかりません。

一般バンドの難しいところは、個人練習なんてほとんどできない奏者を合奏の中でどこまで吹けるようにしてまとめるか。というところじゃないでしょうか。(しっかり個人練習してる人達もいると思いますが!)

合奏の中で、どこまで分解してやるのか。時間配分やバランスが難しい!やっと慣れたと思った頃にはもう本番、なんてこともあるあるです。いかに早く「楽譜通りに吹ける段階」へ到達してその先の表現へ進めるか!が、良い演奏をするために大事なところ。

できないことがたくさんあると焦りも生まれますが、限られた練習時間のなかで目的を絞ることも大事です。あれもこれもやろうとすると全部中途半端になりますもんね。
この日の練習でも、指揮者が「今日はここだけできるようになって帰ろう!」「ほらできた!皆さんすごいですよ!ひとつでもできたところがあると達成感あるでしょ?」と言っていました。しかし自分に厳しい団員達は「いや~まだできたとは言えないな・・・」という反応も。いいですね、その褒められ慣れてないかんじと向上心の高さ。でも、ポイント絞って練習してもらえたおかげで進歩が見えたのは事実でしたよ!

ところで、楽譜がきちんと吹けていなかったら、指揮者にも周りの団員にも厳しい目を向けられるんじゃないか・・・というのは、見学を検討している人なら不安に思う点かもしれません。

当団常任指揮者は、「これ、難しいよね~」と奏者の苦労に理解を示してくれつつ、わかりやすいアドバイスでそれぞれの楽器の役割や楽譜の構造、合わせるための吹き方のコツなどを教えてくださいます。前向きに「どうやったら今よりもっと良い演奏ができるようになるか」ということを笑いを交えながら合奏の中で伝えてくれるので、安心して演奏できると思いますよ。

よこはま吹奏楽団は、「ウィンドアンサンブル」を目指しているので、最終的に一人一人がしっかり吹けることは当たり前のこととしてやっています。(果たして本当にできているのか・・・!)でも、初期段階からそんなすぐにはできるようにならないよね~というのは皆よくわかっています。
そのぶん、合奏中の集中力はものすごいです。短時間の練習の中で最大限良い練習をしよう!という空気を維持できるのも、指揮者のメリハリある指導のおかげ。団員達はいつも全集中です。

見学受付は2月上旬までとなります。お問い合わせはお早めにどうぞ!

そういえば、昨年末から見学の問い合わせが増えてきている印象でしたが、この日はトランペットにも見学者さんが来てくれました。待望のトランペット!
そして、ずっと一人だったユーフォニアムに仲間が増えました!!

またバリチューがパワーアップしますね。

しかし今度の演奏会は「しまじろうのお父さんに似ている」と噂されるチューバ吹きがお休みするとの事なのでとても寂しいです(´;ω;`) それでも優秀なチューバ吹き2人と新勢力を加えたユーフォニアム2人の4名で、よこすいサウンドを支えてくれることでしょう!

次回演奏会もお楽しみに!!

 

 

~おまけ~

ロゴの猫のヒゲが一本ゆがんでるのはわざとです。
管理人の実家の猫もゆがみヒゲがあります。

ゆがみヒゲの写真はありませんでしたが、ヒゲ写真を載せておきます。

 


(ふつうはこういう↑根元から白いヒゲが多いと思いますが・・・)


1匹だけ白ヒゲ・黒ヒゲ・根元だけ黒いヒゲの三種を持つ猫がいます。不思議~