最後の悪あがき?!クラリネットのパート練習!

演奏会まであと2週間をきりました!
今回の記事はクラリネットパート・パートリーダーがお届けします。

 

クラリネットパートは前回のポップスコンサートから
1名減り、3名増え、総勢9名と、団の中では大所帯のパートになりました。

人数が増えるということは、音の厚みも増し、とってもありがたいこと!
ですが・・・やはり急なメンバー増員で直面するのは
\音程合わない/ \雑音の量も増えた/ \音がブレンドしない/
クラリネットに限らず、おそらくどのパートでも抱える悩みだと思います。

クラリネットもその例にもれず、
「音全然合わないなあ、でも本番までにはなんとかなるかなあ・・・」
なんてのんきに構えてたのですが、あと数週間になっても・・・なかなかうまくいかない・・・

そこで、もともと《仲良くのほほんランチ会!》の予定だった日曜日午後のスケジュールを、
《短時間でギチギチにパート練!》に急遽切り替え、がっつり練習してまいりました!

みんなで楽器を吹くって、タノシイネ!

今回のパート練は、ランチ会の置き換えということで、2時間という短い時間で行いました。

まずは事前に共有された「ここヤバイ!ポイント」を全員で一通り吹き、
その結果から優先順位を決めて、1つずつ「ヤバイ」を潰していく作戦を実行!

小さなグループを作って吹いたり、テンポ落としてゆっくりから合わせたり、
「ここのアーティキュレーションが・・・」「音程が・・・」など
みんなで気が付いたことをお互いに指摘しあいながら進めます。

すこし駆け足だったパート練習でも、やる前と、やった後では雲泥の差!
バラバラのカスカスだったクラリネットパートは、無事に響きを取り戻しました。

「周りの音を聞く」「音を合わせる」なんていうのは集団で吹く上での基本だと思われるかもしれませんが、その“習慣”がついていないといつの間にか自分だけの世界になっている、なんてことも。

パート内のことに限って言えば、クラリネットは1つのパートを2-3人の複数人で吹くので、全員が好き勝手に吹くと何が何だか分からなくなってしまいます。そうなると「バラバラだ」と感じた時にはもう手遅れ、何をどこに合わせたらいいかわからない状態に・・・。

そんなバッドエンドを避けるためにも、こうやってたまに少人数や、パート練などを行い、メンバー同士のクセや音を感じながら、お互いに聞きあうことを“あえて”強く意識した練習を行うことも大切だなあと今回あらためて実感しました。

余談になりますが、私が思っているよこすいクラリネットパートの好きな点を1つ。
それは、『パート練習が明るい雰囲気で進む』こと!(もちろんクラリネットだけでなく、他のパートもきっと良い雰囲気でやっていると思います)

学生時代のパート練習なんかで、みんなが合わなくて上手く吹けないとき、なんとなく静かで気まずい雰囲気に・・・なんて経験したことある方もいるのではないでしょうか。
でも、学生時代なら多少厳しくても根性論でいけたかもしれませんが、大人の吹奏楽は趣味の世界。真面目にやることはもちろん大切ですが、“適度にゆるく”、“明るく和やかに”も大事な要素!

アンサンブルの練習を含めれば、クラリネットは「パートメンバーで集まって吹く」機会が非常に多いパートです。長くいるメンバーも多いので「これは言いづらいよね」なんて初々しさは無く、気になったことはどんどん指摘します。でも、それによってピリピリした険悪なムードになることもありません。

よい空気感は、クラリネットパートは普段からメンバー同士でたくさん会話をしていて、コミュニケーションの量が多いことも関係しているのかなあ、と思います。ほかのパートには「うるさい」と思われているかもしれませんが、みんな本当によく喋ります。(ちなみに連絡事項に対するLINEのレスポンスも怖いくらい早いです)

演奏も、日ごろのコミュニケーションも大切にしながら、クラリネットパートはこれからも精進します!

 

そんなクラリネットパート、演奏会の開演前にはアンサンブルを披露します。

開演15分前にお越しいただければ、クラリネットのアンサンブルが楽しめますよ!(^o^)丿
演奏会のご予約がまだの方はこちらからどうぞ!ご予約締切は5/3 23:59までとなります。ぜひお早めに!